生産量ナンバー1をキープし続ける「とちおとめ」 その7つの理由とは?

みなさまこんにちは。
僕はイチゴロウです。

栃木の「とちおとめ」といえば、生産量ナンバー1のいちごとして有名ですね。
ケーキ屋さんやレストランでも「とちおとめ」使用率が高く、とても人気です。
では何故、栃木県のいちごがナンバー1をキープし続けていられるのか、その理由がこちらです。

1、大消費地に近い!
栃木県は大消費地である関東・京浜地区の卸売市場に近いということです。
他の産地が様々な地域に出荷するのに対して、関東の卸売市場に出荷できるということは、輸送費を抑えられるのです。

2、東北に近い!
東北では冬は寒さでいちごを作りにくいという現状があります。
そこで、多少輸送コストをかけても、一番近いので有利に販売ができるのです。

3、標高の高い山がたくさんある!
イチゴ栽培には「山上げ」と呼ばれる作業がありますが、これは夏の間でも涼しい標高の高い山に苗を持って行き育てるという方法で、いちごに冬を疑似体験させることで、早く出荷できるようにしているのです。

4、ハローワークと連動している!
栃木県では収穫や出荷などの多忙な時期に、各地域のハローワークと連携をして、パートタイマーを募集していちごの摘み取り応援をしています。

5、JAと県がタッグを組んでいる!
JA全 農 と ち ぎ と栃 木 県が役割を分担して、販促活動・流通、ブランディングを行っています。販売額の5%を全農家さんから集め、栃木いちごの宣伝活動をしています。

6、苗の更新を義務付けている!
毎年徹底して栃木県の指定する苗に更新をすることを義務付けて、収量の低下や病気を防いでいます。

7、外国産のいちごに負けない!
これは日本のいちご全般に言えることですが、外国産のいちごは日本人の口に合わないので、安いいちごが輸入されることにより、価格競争に脅かされることがないのです。

「とちおとめ」は地の利、気候、そして携わる人々の協力体制、様々なものの相乗効果で、ナンバー1の座をキープしているのです。
苗の更新を義務付けるということまでしているなんて、他の産地では聞きませんので、正にいちご栽培のリーダーですね!

<「とちおとめ」イチゴロウまとめ>

名前の由来

栃木県で生まれたので、「とち」+「おとめ」という説があります。

どのように交配して作られたのか?

1996年(平成8年)に品種登録されました。栃木県生まれのイチゴで、「久留米49号(とよのか×女峰)」と「栃の峰」の交配種です。

特徴(形と味)

女峰よりも大きくて日持ちもよく、糖度が高めでほどよい酸味を持つのが特徴です。
果皮の色は鮮赤で果形は女峰の特徴を受け継いで比較的整った円錘形をしています。果実の大きさは15g前後です。果肉の色は淡紅で果心の色は紅赤、光沢がよく溝はかなり少ないです。また、果汁が豊富で果実がしっかりしています。

採れる場所・時期

栃木県、茨城県、愛知県 11月下旬〜6月初旬

買うことの出来る場所(ネット)

<生>
有限会社イイヤマ農産
http://iiyamanousan.jp/
本場栃木の朝摘み【とちおとめ】
http://tochiotome.shop-pro.jp/

<苗>
楽天市場
http://item.rakuten.co.jp/fm-floral/10003311/

いちご狩り情報

るるぶ「【とちおとめ】が狩れるイチゴ狩りスポット」
http://www.rurubu.com/season/winter/ichigo/list.aspx?kc=3
いちごの里
http://www.itigo.co.jp/
日光ストロベリーパーク
http://www.nikkoichigo.com/
茜園(あかねえん)
http://www.akaneen-ichigo.com/index.html
那須高原農園 いちごの森

 

とちおとめ情報サイトリンク集

とちおとめ
http://www.tochigi-ichigo.net/staticpages/index.php?page=whats
栃木県HP
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g61/hinsyu/tochiotome.html
ぐるたび
http://gurutabi.gnavi.co.jp/gourmet/item/1925/

 

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