【いちごの新品種】恋みのりとは?甘さ・香り・味の特徴を深堀り!
日本国内で栽培されてきたいちごの品種は250種にものぼりますが、それでも毎年、改良が加えられて新しい品種が発表されています。より美味しいいちごを開発していく様子に、日本人のいちご好きの一端が見えますよね。
さて、毎年発表される新品種の中から、今回は「恋みのり」をご紹介しようと思います。
恋みのり。なんだかロマンスを感じる名前ですが、その由来は“いちごを通して託された想いが叶うように”という願いからきているとのこと。赤くて可愛らしいいちごにピッタリな名前だと思いませんか?
恋みのりは農研機構の九州沖縄農業研究センターでつくられたいちごなのですが、粒が大きくて果実が適度に硬いので、傷みにくいという特徴があります。いちごはとても柔らかく、輸送する際に傷ついてしまうと商品価値が落ちてしまいますので、輸送しやすいというのはとても大きなメリットになります。
また、国内で育てられている野菜や果物の中でも、いちごは手間暇がかかることでも知られており、その労働時間は年間2,000時間とも言われています。特に、収穫に占める作業割合が高いのですが、恋みのりは果房の伸びが良く、果実をみつけやすいという特徴もあるので、作業時間を大幅に短縮することができます。
促成栽培でいちごの単価が高くなる時期にも収穫できる恋みのりは、これから九州地方を中心に、栽培量が増えていく予定です。
わたしたちのところにお目見えするのはもう少し先になるかもしれませんが、出会えるその時がとても楽しみですね!
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