絶品【キルフェボン】の「イチゴのタルト」は手土産やご褒美に最適!
ショーケースに並べられた色とりどりのフルーツタルト。溢れんばかりに盛り付けられた旬のフルーツは、見ているだけでワクワクしてしまう美しさです。
「キル フェ ボン」では、定番の通年メニューに加えて、旬のフルーツを贅沢に使った季節限定のフルーツタルトもたくさん販売されています。日本は四季が美しい国。ケーキや店内のデコレーションで季節感を存分に味わってもらいたいというのが「キル フェ ボン」のコンセプトの一つです。
私が「キル フェ ボン」を訪問したのは、春のイチゴメニューがそろそろ終わりに近づく5月末。2018年の春メニューでは、「静岡県産 桃薫(とうくん)のタルト」「香川県三木町『青野いちご園』女峰のタルト」「イチゴとホワイトチョコクリームのタルト」「イチゴと小豆クリームのタルト 白ごまの香り」とイチゴだけでも全部で四種類ありました(全て2018年5月末に販売終了)。今回はその中から「イチゴと小豆クリームのタルト 白ごまの香り」と通年メニューである「イチゴのタルト」の二種類を試食させていただきました。
タルトはもともと素朴なお菓子だった
店名の「キル フェ ボン」とは「なんて良い陽気なんだろう!」という意味のフランス語の言葉です。その言葉通り、キルフェボンのスイーツには気持ちの良い日にぐーっとのびをするような、心地良い気持ちになっていただきたいという想いが込められているそうです。オシャレな店内や艶やかなタルトの美しさからは、ちょっと想像がつかない素朴な風景。しかし、実はタルトはもともと特別なお菓子ではなく、ヨーロッパの家庭の味なんだそう。
お母さんが庭で摘んだ四季折々のフルーツをフレッシュのままタルトにのせたり、コンポートにしてタルトと一緒に焼き上げたり、各家庭でおもいおもいのタルトが作られていたようです。焼き立てのタルトを家族みんなで囲む、そんな楽しいティータイムの風景が、「キル フェ ボン」のコンセプトの元になっているのだそうです。
商品開発はワクワク感を大切に
四季がはっきりしていて、その折々の食材が特徴的な日本では、季節ごとに様々なフルーツが旬を迎えます。食を通してこんなにも季節感が感じられる国は他には無いかもしれません。日本のフルーツの特徴は、そのまま食べてもとても美味しいものを、更に美味しくするための品種改良が盛んだという事。「キル フェ ボン」広報の春山さんによると、例えばイチゴひとつとっても様々で、糖度、甘酸のバランス、果汁の量、大きさ、形、色味(赤だけではなく、白やピンクなど)、香り(桃の香りのする品種など)、希少性など、それぞれに味わいが異なるのが日本のイチゴのすごいところだと言います。
ちょっと前には見たこともないような新品種も、続々と生まれています。「キル フェ ボン」では、その美味しさだけでなく、「こんな品種があるんだ!」という驚きもお客様と共有したいという考えで、日々新しいタルトメニューを開発しているのだとか。
「キル フェ ボン」では、フルーツの種類だけでなく、品種名がメニューに含まれている事も多々あります。また、同じフルーツでも合わせるクリームやタルト生地、食材などを変えて、全く別の雰囲気のタルトを開発している事も他では例を見ないユニークな点。
例えば、今年はすでに旬が過ぎたため販売終了となってしまいましたが、「2018 ストロベリーWeek!」(2018年1月25日~1月31日まで開催)では全10種類のイチゴを使ったタルトが販売されました。中には、「きらぴか」「紅ほっぺ」「あまおう」などイチゴの品種や産地も限定されたメニューも。また先月(2018年5月)までは「静岡県産 桃薫(とうくん)のタルト」や「香川県三木町『青野いちご園』女峰のタルト」など特定の品種のイチゴを使ったタルトも販売されていました。
それぞれのイチゴの「美味しさや特徴を活かして何処にもないようなワクワクする美味しいケーキを作りたい」というのが、既成概念にとらわれずに日々メニューを開発している理由なんだと春山さんは教えてくれました。
一年を通して食べられる!通年商品「イチゴのタルト」
お待ちかねの試食タイム!まずは「キル フェ ボン」の通年商品「イチゴのタルト」を頂きました。甘酸っぱいイチゴがタルトいっぱいに広がる見た目も可愛いタルト。カスタードクリームとの王道の組み合わせは誰もが笑顔になってしまう味です。イチゴのジューシーさ、カスタードクリームのトロっとした滑らかさ、そしてタルトのサクサク感と、食感も楽しい一品。真ん中に細かく散りばめられたピスタチオの香ばしい香りが程よいアクセントに。
使っているイチゴは、その時々で各地域で手に入る一番美味しいイチゴを選んでいると言います。国産の収穫が終わる夏頃から秋はアメリカ産を使用しているそう。一年を通して、食べたい時に食べられる「イチゴのタルト」、嬉しいですね。
期間限定 春の新作「イチゴと小豆クリームのタルト 白ごまの香り」(5月31日販売終了)
イチゴと小豆、白ごまという珍しい組み合わせに惹かれて、もう一種類のタルトも試食させてもらいました。「キル フェ ボン」ならではの斬新な組み合わせのメニュー。和風仕立てなのかと思いきや、意外にもクリーミーで洋風な味わい。イチゴの甘酸っぱさと小豆のねっとりとした甘さが絶妙な組み合わせでした。イチゴに合うクリームと言えば、王道の生クリームやカスタードクリームに加え、チョコレートや練乳などがあります。共通するのは、甘みが強くねっとりとしている事。イチゴの甘酸っぱさがちょうど良いアクセントになり、相性が良いのです。そう考えると、イチゴに小豆クリームが合うというのも納得と、後から妙に頷いてしまいました。
「デコラトリス」の仕事とは?
「キル フェ ボン」は全国に10店舗を構えるタルトとケーキのお店。一部テイクアウト専門店を除いて、カフェも併設されています。今回お邪魔した「キル フェ ボン グランメゾン銀座」では、地下に続く階段から、まるでおとぎ話の世界に紛れ込んだようなうっとりとした雰囲気が魅力的です。カフェ店内の大きな鏡やテイクアウトスペースの大きなシャンデリアなど装飾にもこだわりが感じられました。
春山さんによると、タルトが季節ごとに変わるように、装飾もその季節やイベントに合わせて変える事で季節の移り変わりを表現しているのだとか。そのために、なんと「デコラトリス」と呼ばれるディスプレイ専門のチームが編成されているというのだから驚きです。
キルフェボンの世界観を表現するディスプレイチーム、デコラトリスは、「キル フェ ボン」各店舗の雰囲気に合わせた装飾を、季節ごとにデザインしています。そのデコラトリスの仕事、実は店頭だけでなく「キル フェ ボン デコラトリス」というインスタグラムの公式アカウントでも楽しむ事ができます。最後にデコラトリスのインスタグラムから、勝手にトップ3をご紹介したいと思います。
https://www.instagram.com/p/BeE5txhnDcg/?taken-by=quilfaitbon_decoratrice
バレンタインにはフラミンゴのディスプレイ
https://www.instagram.com/p/BZPuF_xnScd/?taken-by=quilfaitbon_decoratrice
スカイツリー店のフルーツツリー
https://www.instagram.com/p/BgqEcwinLHs/?taken-by=quilfaitbon_decoratrice
私がお邪魔した銀座店の春をテーマにしたディスプレイ
お店に足を踏み入れた瞬間から、魔法のような陽気に包まれる「キル フェ ボン」。イチゴだけでなく、季節折々のフルーツとディスプレイを存分に楽しむ事ができるスイーツ店でした。
「キル フェ ボン グランメゾン銀座」
東京都中央区銀座2-5-4 ファサード銀座1F(テイクアウトスペース)/地下1F(カフェスペース)
Tel 03-5159-0605
【shop】11:00〜21:00
【cafe】11:00〜20:00
※ラストオーダー19:30
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