愛知で生まれたいちご「あかねっ娘」は「ももいちご」と同じ品種だった?!

いちご農学部

みなさんこんにちは。
僕はイチゴロウです。

みなさん、「あかねっ娘」といういちごをご存じですか?
実はこのいちご、今話題の「ももいちご」と同じ品種なのです。

「あかねっ娘」は、栽培権利を取得すればどこでも育てられる品種ですので、各地のいちご農家さんが育てている品種です。(まだ栽培している農家さんの数はそれほど多くはありませんが)
この「あかねっ娘」を独自の栽培方法を取り入れ売り出したのが徳島県の「ももいちご」です。

今や「ももいちご」は入手困難なほど大人気。特に関東にはなかなか流通しないので、ももいちごを試してみたい方は「あかねっ娘」を栽培しているいちご農園を探して行ってみても良いですね。

<「あかねっ娘」イチゴロウまとめ>

名前の由来

出願時の名称は「愛知2号」。

どのように交配して作られたのか?

愛知県農業総合試験場園芸において1985(昭和60)年に「(アイベリー×宝交早生)×とよのか」の選抜系に、「アイベリー×宝交早生」の選抜系の花粉を交配し生まれたものから、さらに選抜・育成されました。
1992(平成4)年に登録出願され、1994(平成6)年に登録されました。この品種は奈良県をはじめ各地で栽培されていますが、徳島県佐那河内では、独自の栽培方法で大粒のものを育成し、「ももいちご」で商標登録しています。

特徴(形と味)

酸味が少なく、甘い香りが広がり、口当たりはジューシーです。酸味の分だけ物足りない感じもします。
果実はやや大きめで、ふっくらとした球円錘形をしています。大きいだけに中心部には空洞ができやすくなっています。果皮の色は鮮紅色で、果肉の色は真中が白く、外に行くほど黄みを帯びていきます。

採れる場所・時期

奈良県(あかねっ娘)、徳島県(ももいちご)12月上旬〜5月下旬
(3月以降は品質が悪くなるため「ももいちご」では販売されない。)

買うことの出来る場所(ネット)

<生>
グルメいちご館前田(山梨)
http://www.gurume-ichigokan.com/hanbai/

<苗>
タキイネット通販
https://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NIC008

いちご狩り情報

るるぶ.com 【あかねっ娘】が狩れるイチゴ狩りスポット
http://www.rurubu.com/season/winter/ichigo/list.aspx?kc=a
ロックベイガーデン
http://www.rockbaygarden.com/

あかねっ娘情報サイトリンク集

weblio辞書 あかねっ娘
http://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%81%8B%E3%81%AD%E3%81%A3%E5%A8%98

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