イチゴの魅力といえば、甘酸っぱい味と爽やかな香り、そして真っ赤で艶のあるかわいらしい見た目です。インスタグラムで「#いちご」と検索すると、なんど300万件近くの投稿が出てきます。イチゴは食べるだけでなく目で見て楽しむフルーツとしても大人気だということが分かりますよね。
今回はそんなイチゴを、押し花ならぬ「押しフルーツ」にしてハンドメイドを楽しんでいるというLa Vie en roseさんに、押しフルーツの魅力やイチゴの押しフルーツ制作秘話を聞いてみました。
La Vie en roseさんプロフィール
セルフネイルが大好きな東京都在住の主婦。
2015年12月 ショップオープン
2016年4月 リニューアルオープン
2016年11月 アクセサリー販売開始
2017年8月 押しフルーツ販売開始
ショップ名「La Vie en rose(バラ色の人生)」は、ご自身が大好きな言葉なのだそう。自分が作る作品で、購入して下さった方が笑顔になり、その人生に少しでも花を添えることができれば良いなという想いから、この言葉をショップ名につけたとお伺いしました。
押しフルーツを始めたきっかけを教えてください
▲押し花や押しフルーツを使ったヘアアクセサリー
セルフネイルが大好きで、最初は趣味と実益を兼ねて、ハンドメイドネイルチップの販売をおこなっていました。その後、興味があったドライフラワーや押し花を入れたレジンアクセサリーも勉強するようになりました。
今から3年ほど前のことです。フリマアプリでフルーツの押し花というものを見つけました。ハンドメイド素材として欲しいと思ったのですが、その方はすでに出品を休止されていて入手できず、やむなく自分で作ってみたというのがきっかけです。
現在は押しフルーツの素材販売が忙しく、ネイルチップ作成は休止しています。
押しフルーツを作る上で気を付けていることはありますか?
▲完成した押しフルーツのイチゴとレモン
しっかり乾燥させることを徹底しています。水分が残っているとカビの原因となったり、劣化が早まってしまったりします。
イチゴの押しフルーツの作り方を教えてください。
▲イチゴの押しフルーツ
準備する材料は、新鮮なイチゴ、市販の押し花作成用キットです。
- イチゴを半分に切り、中身をスプーンなどで少しくり抜きます。
- 押し花乾燥シートに挟んで、重りを乗せます。
- 乾燥シートが湿ったら交換します。
- 2と3の工程を繰り返し、完全に乾燥したら完成。大体3~5日で完成します。
イチゴの押しフルーツを作る方の間では、1の工程でくり抜いた部分にティッシュを詰めて水分を取るのが当たり前のように広まっていますが、私はその工程はやりません。
イチゴの押しフルーツを綺麗に仕上げる工夫などは?
▲スマホケース用のレイアウトデザイン例
初めから重りが重いと、イチゴがつぶれてしまうので、最初は軽めの2キロほどで様子を見ます。最後は6~8キロほどの重りで仕上げていきます。
真っ赤なイチゴは、出来上がりが濃く黒っぽい色味になってしまうことがあります。赤みの強いイチゴを押しフルーツにするとよく起きてしまう現象です。淡い色のイチゴを選べば黒っぽくなりにくいと思います。また粒が揃っているものを選んで購入しています。
イチゴの押しフルーツでハンドメイドを楽しんで
▲イチゴの押しフルーツをモチーフにしたカードケース
見ているだけで元気になれそうなイチゴの押しフルーツは、La Vie en roseさんのショップでも大人気の素材なのだとか。パッと目を惹く鮮やかな赤色は、独特の存在感で小物を引き立ててくれます。アクセサリーやカードケース、スマホケースなど身近な小物をイチゴの押しフルーツでデコレーションすれば、いつもの生活が少しワクワクしてきそうです。
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