青森いちご農家さんインタビュー!栽培方法&特徴は?

いちご農園学部
hands with fresh strawberries collected in the garden

今回は、青森市でいちご栽培をされている、梅山(うめやま)さんにお話を伺いました。

いちごを栽培しようと思ったきっかけを教えて下さい。

数年前に脱サラをして、農家に転職しました。

面白い事がしたいと思いったのがきっかけですが、大変な事が多いです。笑

ただ、いちご栽培はとにかく手間がかかりますが、野菜の中で一番面白いと思います。

繊細で機械化が難しいため、必ず人の手が必要です。半年以上かけて、生育状況を操作しながら栽培して行く。天気などにも左右されるが、先を読む力が必要です。栽培に手間がかかるところに、特に魅力的に感じています。

青森のいちごにはどんな特徴がありますか?

主に夏秋いちごを栽培しています。

特に今年は灯油が高く、冬いちごの栽培は断念しました。暖かい地域で栽培されているいちごとの、価格競争に勝てないからです。

青森が真冬でも、関東圏は、青森の春位の気温のため、いちご栽培に適しています。しかし、青森の涼しい気候を生かす事も出来ます。

特に、青森市内は雪が多いため、圧倒的に虫が少ないです。外の気温が低く、雪が多いため、虫も越冬することが出来ません。

農薬に抵抗のついた虫も越冬出来ないので、自然の理を活かせると感じています。虫が少ないと言うことは、農薬の回数も減らすことができます。

青森の冷涼な気候が、夏いちご栽培にはぴったりです。

いちご栽培で、大変だったことを教えて下さい。

いちごを受粉させるため、ミツバチを飼っています。青森は寒いため、冬になると関東に巣を運んで越冬させますが、可愛いので一箱だけ自宅で越冬させてみました。

ある日外出先から戻ると、シンクに大量のミツバチが!!!巣箱から逃げ出してしまったようで、驚きました。笑

あと、アザミウマという薬が効かない虫がいて、虫を食べる虫がいると聞いて購入してみました。

しかし、アザミウマを食べてもらうつもりが、オクラの樹液が好物だったようで、オクラの方に逃げ出してしまいました。笑

イチゴを守るはずが、オクラに行ってしまう。これには困りました。

美味しいイチゴの見分け方を教えて下さい。

状況によって違いますが、フレッシュでツヤがある物がおすすめです。

ヘタから身が間延びしているものや、ヘタがあまりにも小さいものは株が弱っているかも知れません。

取れ始めは、ヘタが大きいのでヘタの新鮮さも目安にしてみて下さい。

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