学長のドロンじゃ。
みなさんいちごを育てるとき、何から育てているかご存じかな?
種を植えて育てているイメージじゃろか?
実はいちごは、バラ科の多年草。ツルによって増えるものすごく繁殖力の強い植物なんじゃ。
春から秋にかけて、「ランナー」というツルが伸びて、そこから新しい芽が出て土に付着するとそこから根が張って、新しい子株がどんどん増える。
子株は、親株に近いほうから、太郎苗、次郎苗、三朗苗、四朗苗と農家さんは呼んでいるそうじゃ。人間みたいな呼び方で面白いのう!
この子株はシーズン中に30〜150株も増えるんじゃ。
だからいちごは子宝に恵まれると言われて縁起が良いのじゃぞ!
通常、7月にその子株を苗として切り離して大切に育て、9〜10月に畑に植え付けを行う。いちごは多年草なので、植えていれば何年でもその株から収穫ができるじゃけど、収量と質が低下してしまうので、毎年新しい苗を植えているんじゃ。
ちなみに、いちごの周りについているツブツブの中の種からいちごを育てる実験をしている人がおったので、こちらも必見ですぞ!
http://ameblo.jp/maroo-maro/entry-11563707134.html
それじゃわしはこれから、長谷寺でいちごのお守りを賜ってくるぞ
さらばじゃ〜。
参考
・「イチゴの基礎知識」 生態と栽培技術 (農業の知識シリーズ) 誠文堂新光社
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