いちご図書館 第1回~いちごだんめん図鑑

いちご雑学

はじめまして!

本日より開館しました いちご大学付属図書館の司書 さたちゃん(非常勤)です。

絵本専門士という資格をもっているので、専門は児童書・絵本ですが いちご(Berry全般)に関する資料を探しながら、みなさんに紹介しようと思っています。

どうぞ よろしくお願いします。

今日 最初の資料は・・・
『いちごだんめん図鑑』 です。

日本に出回る主ないちご42種を真っ二つに切り、1ページ一種で紹介しています。

その品種の特徴、品種登録年そして親いちごとなる交配品種
この情報しか記載がありません。

でもそれだけで充分!

白地によく映えるいちご達の断面は それぞれの顔があり
「イチゴと言っても全部ちがうのよ!」と言わんばかりの存在感です。

並び順は品種名の五十音順
主役は断面 なので丸のまま姿(原型)はひっそりとページの角に載っています。

私の住む新潟は
「越後姫(えちごひめ)」

という品種が載っていました。
やわらかいちごの代表格・・・なんですって。

またあまりにも繊細すぎて
県外不出のいちご 
としとも有名だそうです。

初めて知りました! 当たり前のように食べていたこの越後姫は新潟県だけでのみ
食べられる貴重ない・ち・ご だったのですね~。

ここに登場したいちごは巻末に付いている
いちごだんめん分布図 によって・シュッとしている・からめ・やわらかめ・まるっこい
に一目瞭然で分類されるオリジナルチャートによって見ることも出来ます。

こちらも必見 なので ぜひいちごをご試食される際は照らし合わせて
今から食べるいちごがどんなものなのか 吟味していただきたいです。

ちなみに 標準種は「ゆめのか」というもののようで ど真ん中に鎮座しています。
いちご好きにはたまらない一冊であり いちご亡者には当然知っていて当たり前を再確認するテキストであり 普通の人には 新しい知識を増やしてくれる図鑑です。

知らなくても何も困りませんが、知っているとちょっと自慢できたり、在住県やふるさとで生産しているいちごを今後は自己紹介に足してみたり、そんな新しいムーブメントに
なるかもしれませんよ~!

いちごの載っているショートケーキと一緒にプレゼントして
載っているいちご談義でその人と距離を縮めてみては(ウフフ)♡♡♡。
いろいろな妄想が広がります。

やはり、いちごって甘くて素敵な果実ですね。

いちごだんめん図鑑
わたなべまこ@築地市場ドットコム 著

2018年6月初版 900円+税
小学館 ISBN-978-4097267942

この他に 『りんごだんめん図鑑』や『かんきつだんめん図鑑』がある

さたちゃん
いつもは小学校の学校図書館勤務の司書。
絵本専門士の資格を持ち、どこに行っても本屋さんで絵本を探してしまう人。
もちろん いちご好き。

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