IT技術で夏イチゴにチャレンジする宮城県山元町のGRAさん。NHK番組で放送された夢への裏舞台

みなさまこんにちは。
僕はイチゴロウです。

本日7月12日、NHK総合の番組「明日へ支えあう」で、「真っ赤に輝け!夏イチゴ IT×熟練農家 宮城山元町〜」と題し、栽培が難しいと言われている夏イチゴを、IT技術と融合させて栽培チャレンジするという、株式会社GRAさんの様子が放送されました。
その内容が熱かったので、ちょこっと紹介をいたします。

震災で傷ついた故郷を復活させたい
IT技術で最先端のいちごづくりをしたい

そんな思いを持った、元ITコンサルティング会社経営の岩佐大輝さんという若者が、東日本大震災の津波により壊滅的な打撃を受けた宮城県山元町に、震災からわずか4か月後、いちご栽培を復活させました。

出典:http://www.gra-inc.jp/

出典:http://www.gra-inc.jp/

岩佐さんの思いは、地元の社会福祉協議会で働く橋元洋平さんの心を惹きつけ、2人でいちご栽培の知識も経験もない中、新しい技術の確立へ向けての挑戦が始まりました。

夢は、栽培の管理をすべてITで制御する生産技術の確立。
これまで属人的に行われていた栽培ノウハウを、「誰でも数値で管理ができる栽培システム」ができるようになることを彼らは目指しています。

とはいえ、経験のないいちご栽培。その道のベテラン農家さんの指導は欠かせません。
VTRでは、表舞台では見ることのできない、夢を実現させたい若者とベテラン農家さんの意見の対立と葛藤が映し出されていました。

苗についての議論では、若者⇒2年目も同じ苗にしたい、ベテラン農家⇒2年目は病気が広がるので同じ苗は使わない、という対立が生じます。
また、農薬を使わないとうどんこ病が出てしまうということが経験からわかっているので、計画薬散をしないといけないというベテラン農家さんに対し、農薬は極力使いたくないという理想を求める若者。

ベテラン農家さんにも失敗は許されないという思いがあります。、「経験のない人の言葉を信じるのか、そうなら俺はタッチしないぞ勝手にやってくれ。」と言いつつも、いつまでもこの先働いていられないからと言って一生懸命に教えてくれようとする姿が伝わってきます。
いいものを作りたいという気持ちが同じであるがゆえの対立。
いつの時代にも、新しいものを生み出す時に通らねばならない葛藤がありますね。

そして、ベテラン農家さんがつぶやくこの言葉にも重みがありました。
「全部ITに任せるのではなくて人間が常に入って自分の目で確かめないといいものはできない。生き物ですから。」

「不要な葉っぱを取ったり、手作業でしなければならないことがたくさんある。
いちごは何をして欲しいかしゃべらないけど、見ればわかる。
何が足りないか、何が欲しいのか・・・」

また、百貨店バイヤーさんとのやり取りでは、
40年以上のベテラン農家さんが最後の夢を果たすという気持ちでいちご栽培をやってくれているということを伝えると、「安心しました。工場みたいだから少々心配しました。そういう人間くささがいいのかなと思います」というコメントでした。

技術の進歩により、数値ですべてが管理されるようになってしまうことに、人間はさみしさを感じるものなのかもしれません。
いちごとの対話が少なくなってしまう訳ですからね。

人間ではできないところをITで補い、ITができないところを人間が補う。
彼らの新たな模索とチャレンジは続きます。
これからどんな融合が起こるのか、どんないちごの風が吹くのかとっても楽しみですね。

再放送 は2015年7月14日(火)午前2時00分〜2時48分(月曜深夜)
ご興味ある方は視てくださいね〜!

農業生産法人 株式会社GRA
http://www.gra-inc.jp/

NHK「明日へ支えあおう」
http://www.nhk.or.jp/ashita/bangumi/

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