2色使いのスイーツづくりにおススメ！2013年に登場した、超レアな白いちご「あわゆき（淡雪）」

いちご農学部

2015.07.152018.05.18

みなさまこんにちは。
僕はイチゴロウです。

今日は、知る人ぞ知る希少ないちご「あわゆき」をご紹介します！
このいちご、佐賀県のいちご「さがほのか」の突然変異でできたいちごと言われ、可愛いピンク色をしています。そして、種のつぶつぶの赤いことが特徴です。
2013年の12月に品種登録がされたばかりなので、関東ではまだ見たことがないという方が多いのではないでしょうか。

白いいちごって、ちょっと酸っぱそうなイメージがありますが、この「あわゆき」は酸味が少なくて糖度が13〜15度もあるのです。あの「あまおう」よりも甘いのです！
（福岡県農業総合試験場『イチゴ「あまおう」の開発・普及と知的財産の保護』によるとあまおうの糖度は9.9度）

最近は白いちごがブームになっていますが、赤いいちごと、白色のいちごをミックスさせてスイーツなどの上に飾る、いちごのグラデーションのデコレーションも増えてますね。
ご家庭でケーキを作るときにも、この「あわゆき」を飾れば、素敵なデコレーションになること間違いなしです！　12月頃からお目にかかれると思いますのでお楽しみに！

＜「あわゆき」イチゴロウまとめ＞

名前の由来
どのように交配して作られたのか？
特徴（形と味）
採れる場所・時期
買うことの出来る場所（ネット）

名前の由来

淡い雪のような白さからですが、実物はほんのりとした桜色です。

どのように交配して作られたのか？

白いちごの品種で、「さがほのか」の変異株とされ、鹿児島県志布志市の山下氏によって育成されました。2011年に品種登録の申請、2013年12月に登録されたばかりの新しい品種です。

特徴（形と味）

果実はやや縦長の円錐形で、果皮の色は白っぽい淡橙色です。
空洞は少なく、果肉の色は中と外が同じで、外側が濃い個所は中も少し色づいており、外側白い部分は中の果肉まで白くなっています。
糖度は13〜15度と言われおり、淡白な甘さで酸味は控えめな品種です。
果肉はしっかりとした硬さでで、食べると香りが口中に広がります。
なかなか出回っておらず、希少ないちごといったところです。