みなさんこんにちは。
学長のドロンじゃ。
みなさん、いちごの香りってどんなふうに表現するじゃろか?
甘酸っぱくておいしそうな香りがするって?
そうじゃな、いちごの香りを嗅ぐと幸せな気分になるわな。
実はいちごは、学名が「Fragaria(フラガリア)」といって「香り」を意味するんじゃ。
いちごが香り高いという証拠じゃな。
驚くことに、いちご独自が持っている香り成分は300種類以上も知られていて、その中に、柑橘の香り成分(linalool)、甘いカラメルの香りのする成分、ココナッツの香り成分、モモの香り成分(decalactone)などがミックスされているんじゃよ。
これらの色んな香り成分が合わさっていちご独特の香りが生まれているんじゃな。
みなさんも知っている、福岡などで栽培されている「とよのか」は、香りが高いことで人気じゃな。
その、「とよのか」とモモの香り成分の強い「久留米IH1号」を掛け合わせて誕生したのが、モモの香りがする淡いピンク色のいちごとして2011年に登場した「桃薫(とうくん)」なんじゃ。
桃薫はとよのかよりも1.5倍以上モモの香り成分を持っているので、い〜い香りなんじゃ。
みなさんもいちごを食べるときには、ぜひ香りをかいで何の香りに似ているかな〜と想像してみてくれ。
それじゃわしは桃薫風呂に入ってリラックスタイムとするか。
また会おう
さらばじゃ〜。
参考
・「イチゴの基礎知識」 生態と栽培技術 (農業の知識シリーズ) 誠文堂新光社
・農研機構 「桃薫」について
https://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2009/vegetea09-10.html
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