いちご好きの皆さん、こんにちは!イチゴロウです。
山形県といえば、「果物王国」とまで言われるぐらい、たくさんのフルーツを栽培している産地ですよね。
そんな山形県のフルーツといえば、「さくらんぼ」や「もも」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実はいちごもオリジナル品種があるんですよ!
その名も『サマーティアラ』。とっても可愛い名前ですよね!いったいどんないちごなんでしょうか?
今日は、山形県産のオリジナル品種『サマーティアラ』についてお伝えしていきます。
名前の由来は?
「夏場にも新鮮な国産いちごを使いたい」というニーズにこたえるべく研究、育成されました。
ケーキをかざる王冠のイメージで、サマーティアラと名づけられました。
どのように交配して作られたの?
平成14年に四季成り性品種「Selva」と一季成り性品種「紅ほっぺ」の交配により誕生。
平成20年に品種登録出願を行い、平成23年3月に品種登録されました。
特徴(形と味)
果実は鮮やかな赤色で光沢があり、糖度が高く、酸味とのバランスが取れた品種です。
外観がよく、香りも良好で、堅く、輸送性にも優れています。
果実を切ったときの断面も鮮やかな紅色をしているため、ケーキなどのクリームに色が映え、評価を得ています。
採れる場所・時期
山形県内 6月下旬~11月
夏の暑さにも負けない、とってもたくましいサマーティアラ。残念ながら、今はケーキ屋さんなどのスイーツに使われることが主で、スーパーなど市場に出回ることはないようです。
ちなみに、今回のトップの画像は、山形県にあるミキヤ洋菓子店様よりいただきました。こちらは、サマーティアラを使ったスイーツで、『ストロベリーフラワー』と名付けられています。
なんとこのストロベリーフラワー、過去に山形県で行われた「サマーティアラ菓子コンテスト」で、最優秀賞を受賞したのだそうです!
ミキヤ洋菓子店様で作られているケーキは、どれもとっても美味しそう!お近くの方はぜひ行ってみてくださいね!
今年の夏、サマーティアラを使ったスイーツが、たくさんケーキ屋さんに並びますように!
<注目!!>いちご大学フェイスブックページでいちご最新情報をリアルタイムでゲット!!
コメント