老舗和菓子店が作る、至福のいちご大福
今回は、青森市栄町に本店を構える、老舗和菓子店 菓子処「松栄堂」さんにお邪魔しました。
青森市国道42号線沿いに店舗を構える「松栄堂」は、昭和39年創業。
長い歴史の中で培った、美味しくてどこか懐かしいお菓子が人気です。
今回は、製造スタッフの畑中裕さんにお話を伺いました!
畑中さんは、お父様に続く2代目として現在修行中。
約18年製造スタッフとして勤務され、松栄堂の味を守り続けています。
お菓子を作る上での苦労や喜びはありますか?
焼き菓子や生菓子など、種類が沢山あるので覚えるのが大変です。その中でも、生菓子作りはとても楽しいです。色々な種類や形があって、作っていて面白いです。
お店のこだわりを教えて下さい。
季節にそったお菓子作りを心がけています。
また、地元の素材を取り入れたお菓子づくりにも力を入れています。
特に、「りんご」「カシス」健康食材として注目を集める「プロテオグリカン」です。
他のお店と似た商品にならないように工夫が必要ですが、なるべくオリジナリティーを出すようにしています。
お店の人気商品を教えて下さい。
今の時期はやはり「いちご大福」が人気です。
その他、干し柿を使用した「柿枠甘(かきすいかん)」「どらやき」「なとわ」も人気です。
昔からのオリジナル商品で、 お盆などにギフトで購入される方も多いです。
冬は「いちご大福」を購入される方が多いですが、これからの時期は「さくら餅」も人気です。
洋菓子もあり、ケーキを購入される方もいらっしゃいます。
どんなお客様が多いですか?
女性で、20代~ご年配の方が多いです。季節によって、ギフトやご自宅用に購入される方もいらっしゃいます。
最近は催事で県外に出店することも増えてきました。
青森・東北のスイーツフェアなどをきっかけに、新しいお客様に知って頂けたら嬉しいです。
ネット通販は現在お休みしていますが、お電話で配送も承ります。
県外へお送りすることも出来ますので、ご相談下さい。
いちごへのこだわりはありますか?
主に、「とちおとめ」を使用しています。
甘いいちごをお求めになるお客様が多いで、そのまま食べても美味しいいちごを使っています。
量も味も安定しているため使いやすいのですが、夏の間は手に入らないためお休みしています。
いちご大福について、教えて下さい。
冬から6月まで、いちごが手に入る期間限定で販売しています。
羽二重餅という、ふんわり柔らかい餅に卵白を入れて、口溶け良く仕上げています。空気を含ませながら作るため、ふわっとした食感になっています。
餡はあえて白あんを使い、そこに練乳を混ぜ込んでいます。餡はほんの少しだけ、いちごをふんわりまとう程度で、中はほぼいちご。
いちごを引き立てるように作っています。
賞味期限は1日です。なるべく早く召し上がって頂きたいです。
冷蔵すると、どうしても餅が固くなってしまいます。出来たてを美味しいうちに食べてほしいですね。
いちご大福を試食させて頂きました!
触れた瞬間からとろけていきそうな程、柔らかいお餅に包まれた「いちご大福」
お餅とは思えないほどにふわっふわの食感で、口に入れるとすぐに白あんといちごが飛び出します。
とても上品な甘さで、あん・餅・いちごのバランスが絶妙。
ずっと食べていたい美味しさです。
最後に練乳の優しい甘さと香りが口に残って、幸せな気持ちになりました。
期間限定の「いちご大福」ぜひご賞味下さい。
本店
〒030-0903
青森市栄町1-5-4
017-743-1863
営業時間 午前9時~午後7時まで(日曜・祭日は午後6時まで)
無休年中
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