ロースイーツとは、乳製品や卵などを使用せず、植物性の材料で作られます。精製された小麦粉や白砂糖、人口添加物なども使用されていません。
また、調理時に高温加熱を施さず、加工する際は「切る、混ぜる、冷やす」だけのシンプルな工程で、素材の栄養を残します。よって、食べる私たちの身体はもちろん、使用する素材にも負担をかけないスイーツなのです。
そこで今回は、新潟県長岡市にあります工房「Petit-lys(プティリス)」のロースイーツ「ローベリーベーリーケーキ」をご紹介します。
<ロースイーツクリエーター 小黒小百合さん>
開発したのはプティリスの店主でロースイーツクリエーターの小黒小百合さんです。
小黒さんは高校卒業後から和洋食の調理業に従事し、結婚後は学校給食員も経験。チョコレートの食べ過ぎから肌荒れで悩む時に、高温焙煎しないカカオ豆から作る「ローチョコレート」を知ったそうです。
2014年よりローチョコレートの講師として美容サロンや各企業、自治体で出張講座を開催。
2016年には自宅工房「Petit-lys(プティリス)」にて通信販売をスタートさせました。
現在はチョコレートだけではなく、ロースイーツクリエーターとして様々なスイーツを開発。
<ローベリーベーリーケーキを開発したきっかけを教えて下さい>
いちご味のケーキを旬だけでなく、私が一年中食べたいために開発しました。
なので、チョコレートやチョコケーキを作り、次はいちごと絶対に決めていたんです。
ただ、冷凍で販売するケーキなので、飾りつけには可愛くても、いちごは解凍すると水っぽくなってしまい、食感も変わってしまいます。
そこでケーキの生地にいちごを丸ごと混ぜ込み、飾りに木苺をたっぷり乗せ、木苺と絡めて食べることでいちごのフレッシュさをケーキで再現しました。
<どのようないちごを使用していますか?>
ケーキ生地には通年でも食べられるように冷凍のいちごを使用しています。
日本の冷凍いちごは酸味が少ないので、いちごの甘酸っぱさを活かすために海外の有機いちごを使用しています。
<製法や素材へのこだわりを教えて下さい>
オーガニックやフェアトレードの植物性食材を使用しています。タンパク質や良質な脂質が豊富なナッツ類、ミネラルも一緒に摂れるココナッツシュガーやアガベシロップを使用しています。スーパーフードと呼ばれる食材が多く、それぞれが美味しく活かされるよう作っています。
<他におすすめの商品を教えて下さい>
気軽にロースイーツを楽しめるロームースがおすすめです。味はチョコ、ベリー、レモン、抹茶、チョコミント、ラムレーズン、ティラミス、ピスタチオの8つ。
カップ状なのでお土産にもピッタリです。
バレンタインにはボンボンショコラもおすすめです。
また、季節限定(越後姫の出荷時期)になりますが、越後姫のみをたっぷり使ったロースイーツのパフェを出しています。こちらは通販ではなく、公式LINEのみでお知らせしています。
<実際に食べてみました!>
実際にお取り寄せして食べてみたところ、出来立てのように新鮮!フレッシュ!
いちごを丸ごと混ぜ込んだというケーキは、いちごの香りが後からふわーっと強くなって、まるでいちごを食べているかのよう!
下はタルト生地ではなく、アーモンドとナッツになっていて、ケーキの柔らかさとケンカしない食感のハーモニー。そしてベリーの甘酸っぱさがいいアクセントになって飽きがこない!
ずっと舐めていたい(笑)
そしてこのクリーム!
ちょっと固めだったのですが、それは解凍してもクリームがダレないように、寒天とココナッツオイルで一般のものより固めに仕上げてあるとのこと。
甘さも控えめなので、これもずっと舐めていられる系(笑)
あっという間になくなってしまいました……
ご馳走様でした。
皆様もぜひ、美味しくて体に優しいプティリスのいちごスイーツを体感してみて下さいね!
「Petit-lys(プティリス)」
Raw Very Berry ケーキ
5,832円(税込)
通年商品。下記通販サイトよりお取り寄せ冷凍配送(直販は要問合せ)
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