
いちごファンの皆様、こんにちは!
猛暑で、お疲れモードの方も多いのではないでしょうか?
蒸し暑い時期は、キッチンに立つものおっくうになりますよね。
そこで今回は、加熱時間が短い。かつ手軽に作れる「いちごパイ」をご紹介します。
パリパリ、サクサクのパイ生地は焼きたてが圧倒的に美味しい!
さらに、お家で作れば、焼きたてが楽しめますよ。
夏の時期はいちごが手に入りづらいため、市販のいちごジャムを使います。
では、早速作って行きましょう!
いちごパイの材料
・冷凍パイシート2枚
・いちごジャム
・溶き卵(全卵)少々
・水
冷凍パイシートは、スーパーの冷凍コーナーで販売されています。
パイシート自体にはほとんど味がついていないため、いちごジャムで味を調節します。
甘めが好きな方は砂糖入りのジャム。(ボンヌママンなどのジャムは甘めです)
ほんのりいちごの味を楽しみたいなら、ノンシュガーのいちごジャムがおすすめです。
いちごパイの作り方
【下準備】
オーブンは200℃に余熱する。
卵は溶いておく。
【作り方】
1・冷凍パイシートを冷凍庫から取り出し、冷蔵庫で10~15分おく。
ガチガチ状態だと型抜きしにくいので少し生地を緩ませます。
2.打ち粉(強力粉)をした台に、パイシートを置いてクッキー型で抜く。


今回は赤い色が映える、可愛いハート型にしました。
型が無い時は、5センチくらいの長さに包丁で切ってもOK。
3.下と上それぞれ5枚ずつクッキー型て型抜き後、上の生地の真ん中を抜きます。
大きさにもよりますが、今回は絞り口を使うとちょうど良く型抜きできるのでおすすめです。

4.下の生地に、フォークで穴を開ける。

5.接着面に、指で薄く水をぬる。
くりぬいた上の生地を重ねる。

6.クッキングシートを敷いた天板に生地をのせて、周りをぐるっとフォークでつぶす。

下の生地までしっかりと押しつぶす。
つぶすことで、パイ生地のふくらみを押さえます。
これを忘れると、どこまでも膨らむ爆発パイになるのでご注意ください(笑)

↑生地を潰し終わったところ。
7.真ん中にいちごジャムを入れる。

8.表面に溶き卵をぬる。
白い生地の部分だけ。

9.200℃のオーブンで10~13分焼く。
焼きあがったら、裏を見る。焼き色がついていたらOK!

焼きたてはサクサク!
ジャムが熱いので、気を付けて食べて下さいね。

時間がたつと、ジャムと生地がなじんでふわっとした食感になります。
残ったいちごジャムは、牛乳にいれて「いちごミルク」に。
パイと一緒に食べれば、いちごをたっぷり堪能することができますよ。

ぜひ、ご自宅で作ってみて下さいね。
パイにまつわるエピソード
いちごとパイ生地と聞いて、思い浮かぶお菓子と言えば・・・?
ミルフィーユが浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
表面をキャラメリゼ(砂糖を振りかけて焼き、キャラメル化すること)したパイ生地に、カスタードクリームを挟み、いちごを飾ると見た目にもキュートなお菓子が完成。
このミルフィーユはフランス語で【千枚の葉】という意味。
ちなみに、パイ生地はフランス語で【フィユタージュ】と言います。
小麦粉でバターをくるみ、たたんで重ねての工程を5~6回繰り返します。
パイ生地を多く扱うお菓子屋さんには、パイ生地を薄く伸ばすための専用の機械もあるんですよ。
パイ生地は、バターの層が重なり合い、加熱することで小麦粉の層を油で揚げたようにパリパリに焼き上げます。
そのため、バターが絶対に溶けてはいけません。
冷たいバターを素早く伸ばし、折りたたんで行く技術はまさに職人ワザです!
もし、自宅でパイ生地を手作りしたい時は、部屋の温度に気を付けて下さいね。
バターが溶けてしまうと、小麦粉生地に馴染んでしまうため、パイになりません。
冷凍パイシートも同様で、なるべく涼しい部屋で手早く作業しましょう。
型抜きで残ったパイ生地は、ひねったり、リボンのように真ん中を潰して焼くと可愛らしく仕上がりますよ。
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