あまおういちごたっぷり!福岡の人気土産「博多あまび」とは?

いちごスイーツ学部
いちごがわらび餅?

いちご好きなら誰もがチェックしている福岡産ブランドいちご「あまおう」。

「あかい・まるい・おおきい・うまい」の頭文字を取ってその名がつけられています。

おおぶりな果肉に濃い甘味がたっぷり。

いちごブランドのなかでもトップクラスの人気を誇っています。

そのあまおう苺を使った美味しいお土産を福岡で見つけました!

博多あまびとは

和菓子風の上品な包装紙です

博多あまびとは、福岡名産ブランドいちご「あまおう」をたっぷり使ったわらび餅です(5月下旬〜11月下旬の限定商品)。

「あまおう苺」の特徴の一つが「福岡限定生産」。

ですから、新鮮なあまおう苺を使ったスイーツを楽しめるのが福岡県だけの特権になっているんです!

博多あまびは、その特権を最大限に活かしたご当地スイーツです。

博多あまびを食べてみました!

品のある和菓子らしい包装を開いてみると…見た目はわらび餅。

ですが、口に運んでみると「あまおう苺」が持っている深い甘味と僅かな酸味、さらに生のいちごを食べた時に感じるタネが弾ける”つぶつぶ感”もしっかりと残しています。

普通のわらび餅を想像してからの豊潤な”いちご味”。

これだけでもびっくりするくらいなのですが、博多あまびには、更に「美味しい食べ方」があるんです!

商品に同梱されているパンフレットにその詳細が書かれていました。

①まずは「そのまま」味わう

まずはそのままいただきます

あまおう苺の味を直接味わうことに最適なのが、「そのまま」食べること。ここから博多あまびの美味しさを体感していきます。

②練乳ソースをかけて味わう

練乳をかけると洋菓子感もでますね

わらび餅に練乳をかけることはイメージできませんが、いちごに練乳をかけると考えればその相性のよさは完璧ですよね。最初の「そのまま」がいちごとわらび餅との出会いを発見したとすれば、いちごと練乳の関係を新しい食感で再確認できる瞬間です。

③きなこをつけて味わう

わらび餅に必須のきなこで最後です

最後は、きなこをつけて味わいます。きなこはわらび餅の最高の相方ですよね。いちごと練乳、わらび餅ときなこ、この組み合わせを同時に楽しめるのが博多あまびなんですね。

一箱でたくさんの美味しさを味わえる博多あまびは、今では福岡に立ち寄った際には絶対に押さえておきたい人気のお土産となっています。

その博多あまびがどうやって作られたのか気になりませんか?

美味しさの秘密

もっと美味しい食べ方はない?

そんないろいろな疑問を、製造責任者の安東恵子さんに聞いてみました!

博多あまびの開発秘話をお伺いしました

販売元の伊都きんぐさんにお伺いしました!

まず気になったのは、なぜわらび餅だったのか?という点です。

「いちごはそのまま食べると もちろん美味しいのですが、加工品として生以上の美味しさが出せないかとどの商品でも試行錯誤しています。その中でも、博多あまびは、あまおう苺が持っている”切なさ”を感じてほしいと思い、開発を始めました。この”切なさ”をスイーツにするためにティラミスやプリンなどいろいろと試してみたのですが、中々しっくりこなくて…。それなら和菓子ではどうだろう、とわらび餅を試してみると…こならいけるかも!と、可能性を感じ、そこから何度も試作を繰り返し、現在の完成形にたどり着きました」(安東さん)

あまおう苺に深く関わっているからわかる”切なさ”。

普通に楽しんでいる私たちではなかなか言語化するのが難しい感覚ですが、まさにぴったりな表現ですね。

次に気になっていたのが、いちごのスイーツではよく利用されているビジュアルについて。

いちごは見た目もカワイイですから、そのビジュアルも特徴になります。

「確かにいちごのビジュアルって、カワイイですよね!!その上で、博多あまびはビジュアルもですが、ひとくち目の味を大切しています!見た目はわらび餅なのに、ひとくち食べると”いちごそのまんま!”と、よくビックリされるんです。実は、1箱にあまおう苺1パックくらいのいちごを使っているので、もう、いちごをそのままわらび餅にしたと言っても過言ではないと思っています!」(安東さん)

実際に食べた方からは「いちごをそのまま食べているよう!」との嬉しい声も寄せられているそうです。

開発の苦労は、商品クオリティの均一化にもありました。

「博多あまびが人気が出てきて、たくさんの数をつくることが必要になってから、味のクオリティを保つのが大変でした。わらび餅をつくるときは、ずっと鍋をかき混ぜ続けていないと焦げ付いてしまうんです。一回つくるのに30分くらいずっと人の手でかき混ぜていたので、腱鞘炎になりかける人も出てきたりして…そこからは、人半分、機械半分で作っています。機械が入ることで、良いクオリティが保てるようになりました。その上で、機械だけでは見極められない部分もあるので、人の手も絶対に必要なんです。今では、多いときで1日1000個くらい売れる人気商品になりました!!」(安東さん)

安東さんオススメの美味しい食べ方

銀紙を上手に使うときなこだけつけて楽しめます

博多あまびは、上で紹介しているように3つの食べ方がパンフレットで紹介されていました。

安東さんにも美味しい食べ方を伺ってみました。

「私は、きなこをつけて食べるのが断然好きですね!一箱くらいペロリといってしまいます。博多あまびのしっかりした味には、緑茶もいいですが紅茶もすごく合うんじゃないかなと思います。あと、今流行のタピオカみたいに使えないかなとも思っているんですよね。ミルクティーだけじゃなくてイチゴミルクなどと組み合わせてみても良いかもしれません」(安東さん)

博多あまびをタピオカのように使用する新しい商品が登場するかもしれませんね。

最後に福岡在住でない人はどうしても気になる通販について伺いました。

「カステラなどの商品についてはできるように現在企画中ですが、生菓子は今の段階では、発送は難しい状況です」(安東さん)

やはり博多あまびは福岡でしか買えないようです。

”福岡にこないと(行く人に頼まないと)食べられない”

ハードルは低くはありませんが、いちごが好きな方、あまおう苺ファンの方にはぜひ一度試していただきたい逸品です!

博多あまびを購入するには

博多あまびは、福岡空港にある「福岡空港店」をはじめとして、天神駅すぐそばの「天神店」、福岡のグルメ・観光スポットの糸島にある「糸島本店」「工場店」などの「伊都きんぐ」各店舗で購入ができます。

そして、忘れていけないのが5月下旬〜11月下旬の限定商品であるということ!

今年も、もうすぐシーズンが終わってしまいます。具体的な最終日(開始日)は1週間前くらいにならないとわからないとの事ですので、時期が気になる場合は、伊都きんぐ工場店までお問い合わせ(092-321-1507)ください。

もしこれから福岡にいらっしゃる方やお知り合いに福岡旅行にお土産を頼みたいと考えている方は、あと1ヶ月少しのチャンスにぜひ一度その味を楽しんでみてください。

取材・文:小川哲弥(フリーライター)

博多あまびDATA

5月下旬〜11月下旬の限定商品

1,620円(税込)

お問い合わせ先

伊都きんぐ 工場店

住所:福岡県糸島市浦志一丁目8-6(前原コミュニティプラザ内)

電話:092-321-1507

営業時間:平日 11:00~20:00/土・日・祝 10:00~20:00

定休日:金曜

HP https://www.itoking.jp/shohin.html

おすすめ記事はこちら

シュガーマジョの期間限定商品!あまおうをたっぷり使ったいちごマカロンとは?

福岡の伊都物語がつくった“あまおうの飲むヨーグルト”がすごい!

コメント

タイトルとURLをコピーしました